愛媛で就業!農林水産まるかじり 就業支援サイト

農林水産人 File02山内公康さん

File02 山内公康さん

小さなころから身近だったからこそ、
あたりまえのように農家の道を選びました

もともと実家が農家で、グループ出荷をしていました。必然的に子どものころから、大人になればこの輪の中に入っていくんだろうなという中で育ったし、地域的にも非常に農家率が高いところだったので、自分の将来に別段迷いもなかったです。国の農業大学校を卒業して、農家になりました。

当時はバブル期がはじける前の時期で、農家をする人は非常に少なかったんです。でもその当時はまだ柿もすごく高かったし、普通のサラリーマンになるよりは、農家の方がええぞ!という風潮がありました。

就業種
農業
経営概況
柿 165a
西条市
親元就農

01サラリーマン気分で始めた農業
ただ作業をこなす日々は、
どこかつまならくて…

天候のいたずらには技術も
敵わない。経験を頼りに、
自分の力で道を探す日々。

就農した頃は、日曜日は休みにしてもらったり、朝8時から働きはじめ、6時ぐらいには仕事を終えて、夕方からは友達と遊びに行ったりという生活。農業は職業としてやっているだけで、この農作物に対して思いがあるとかいうことでなく、親が今日はあれやっとけよと言った作業を、とりあえずこなしていた感じでした。

100%露地栽培なんで、ひどい気象災害もあります。大型台風が直撃したとか、収穫がはじまって1日しか経ってないのに、雹が降って全滅したこともあります。こればかりは、技術とかそういう問題ではないんで。みんなも一緒にやられたから、あきらめようというしかない(笑)。
農業は良きにしろ悪きにしろ、絶えず自分で判断していくんですね。この辺は農家さんが多いんで、道端で「こうしようと思っとんやけど、どうやろか?」とか農協や県の指導員と相談しながら判断するっていう。周りの農家さんが唯一相談相手みたいなものでした。そんな経験をするうち、農業に対する考え方も少しずつ成長していきました。

02一番参考になるのは、素直すぎる子どもの声
この先の就農の意味を考える
本当においしいものしか作らないと決めた!

就農してよかったと思うのは、自分の時間が自由に使えることですね。結婚してからは、やっぱり家族の時間が大事にできること。娘に「今日試合があるけん」と言われたら、今日は休みにするぞ!って(笑)。運動会とかも必ず行ってます。その代わり、その前後でちゃんと農作業を行う。労働配分も自己責任でできますから。

農業をしていて、ある時期柿の価格低迷が続き、売上が落ちたときに、なにか売れる品種はないかと市場に相談したんです。それで紹介してもらった品種を作っても、それほどの単価にはならない。どうしようかと思ったときに、ちょうど苗木屋さんの友達に「いろんな品種持って来てあげる」って、食べさせてもらったんです。

その中でどうもこれが美味そうって思うものをまた抜粋して、姪っ子とか甥っ子に「どれがええ?」って食べさせて「これがええ」って言うものを作ろうと。たぶん、子どもが好きって言わなかったら売れないんだろうし、儲からない仕事でもいいから自分が美味しいと思うものを作っていこうと思ったんです。

結局、全て品種更新したんです。新しい品種が収穫できるたび、姪っ子や甥っ子に食べてもらい「これ美味しい」と言えば作りました。大人に聞くとすぐ「おいしいです」って嘘ついちゃうから(笑)。
子どもは美味しいものならペロッと食べるときもあれば、不味いものなら「いらん」と言って本当に食べない。一口食べたら、かじったまんま置いて、どこかへ行ってしまう(笑)やっぱり、子どもたちの感想は一番正しいんだと思います。

03失敗しても、また次がある。来年がある。
シュミレーションゲームのような仕事かな

農業経営の成功のためには、まずはやっぱり作物を自分の子どもみたいに思って育ててみることです。僕が農家になった最初の頃のように、サラリーマン的に仕事をすると、ただ単純作業やってるだけになってしまう。自分の意思でやりはじめると、その仕事に対して意識を持つようになって、この作業は何でやっているのか、もっといい方法ないか、いろいろ考えながら仕事をするんです。当然、それだけ手かけると、作物に愛着がわいてくる。何とかしてええもんに育ててやりたいと、我が子のように感じるっていうのは当たってると思います。

でも、あの年に育て方間違ったな…っていうのが、自分の子どもだったら一生の間に1回しかできず取り返しはつかないけれど、柿の場合なら「来年は違う栽培方法で!」って(笑)。毎年その経験ができるという良さがある。いろんなパターンを試していく、シュミレーションゲームみたいな感覚に近いかな。

今やるべき事に手を抜いて、夢みたいなことばかり言ってもダメ。かと言って、夢のないままで、今のことをこなしてるだけもダメ。だからこそ長期展望を持って、今の仕事を頑張っていきたいと思っています。

これからの夢

地元を若者が残ってくれるような、
魅力のある地区に!

まずは「太天」という柿をこの地区に根付かせて、日本でも有名な特産品に育て上げたいです。それから、この地域を子どもが走り回って、若い人が残ってくれるような魅力のある地域にしたいと思っています。それは「農業で」じゃなくてもいいんです。
昔走り回った農村の田畑が、人が減って荒れていくのを見るのはそう楽しいもんではないですから。じゃあ整備すればいいというものでもなくて、そこできちんと人が生活ができないといけない。地域がしっかりと産業とともに残っていくのが一番。

個人では観光農園でもすれば生き残る方法はあるんだろうけど、もっと地域全体として残っていくっていうのが一番大事になるんじゃないのかな、と思っています。

「太天」をいずれは海外へ!
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