原木しいたけ栽培は、天然の木(クヌギやコナラ等)にしいたけ菌を植菌し、しいたけを栽培する方法です。丸太(原木)をそのまま使うことから原木栽培と言われています。愛媛県は乾しいたけの生産量が全国第4位で、主に肱川流域で生産が盛んです。
原木しいたけ栽培の他に木のチップやオガクズを固めたものに栄養剤を入れたブロックで生産を行う菌床しいたけ栽培があります。菌床しいたけ栽培では主に生しいたけが生産されています。一般に乾しいたけは森林組合が、生しいたけは農業協同組合が取り扱っています。このページでは原木しいたけ栽培についてご案内します。
原木乾しいたけは、原木の伐採、植菌、仮伏せ、本伏せ、収穫、乾燥などの工程があり、品質の高い(価格の高い)しいたけを生産するには、水環境の管理など、高度な技術が必要です。原木乾しいたけの生産技術については、県の出先森林林業課(班)や各森林組合に問い合わせていただければ、指導を受けることができます。
原木乾しいたけを生産するためには、原木、種駒(たねごま)、ドリル等専用工具、チェーンソー、乾燥機等が必要ですが、それらについてはほとんど森林組合を通じてそろえることができますので、地元森林組合にお問い合わせください。なお、原木乾しいたけの生産は、クヌギ等の広葉樹が紅葉をはじめる頃から始まりますので、それまでに準備していただくとよいでしょう。
現在、エノキダケ、ヒラタケ等のしいたけ以外のキノコは、ほとんど菌床栽培によって生産されていますが、原木でも栽培できます。 種菌の取り扱い、栽培方法等については、地元森林組合にお問い合わせください。
原木しいたけは、一般的に、植菌してから2年後の春に本格的な発生がはじまり、約4年間は収穫することができます。
収穫が開始できるまで、収入を得ることができないため、林業や他の農産物等との複合経営をおすすめします。
また、原木乾しいたけ生産に使用する乾燥機は、きのこ類の他、山菜や乾たけのこ生産にも活用でき、収入を得ることができます。
乾たけのこの生産方法等については、地元森林組合にお問い合わせください。
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