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林業トピックス日本の建築を変えるCLTって?

日本の建築を変えるCLTって?

CLTとは「Cross Laminated Timber」の略称で、日本語では直交集成板と呼ばれ、ひき板(ラミナ)を繊維方向が直交するように接着剤で貼り合わせた木材製品の事です。

1990年代にオーストリアで開発された比較的新しい木質建材で、開発国であるオーストリアを中心に発展し、現在ではヨーロッパや北米の各地の建築物に採用され、急速に普及しつつあります。


特に、木材特有の断熱性と壁式構造の特性をいかして戸建て住宅の他、中層建築物の共同住宅、高齢者福祉施設の居住部分、ホテルの客室などに用いられています。

愛媛県内にも平成28年にCLTを利用した建物(民間企業事務所棟)がはじめて完成し、これまでに10棟が建築・利用されています。


今後、日本の人口が減少するにつれて、木材の利用用途として最も一般的な木造住宅の着工数が減少し、木材の需要そのものが減少してしまう事が懸念されています。

そこで、日本でも欧米諸国で普及が進みつつあるCLTに着目し、住宅以外の公共建築物や商業施設、集合住宅、オフィスビルなどに木材を利用し、木造住宅の着工数が減少しても木材の需要がさらに拡大するよう、CLTの普及に力を入れています。

CLTを通して、国産材の利用促進、林産資源の好循環につなげて行きたいと考えています。

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