「笑う野菜」 結婚を機に就農 笑顔になれる野菜づくり
経営状況を教えて下さい
にのみや農園として家族で、トマト、きゅうりのほか、いちご、メロン、スイカ、ほうれん草、水稲など減農薬で栽培しています。ハウス5a、露地5a、水田3.5ha。自分達が栽培した野菜を介して、笑顔が増えるよう“笑う野菜”づくりに取り組んでいます。
就業のきっかけや経緯は?
福岡県出身で、保育士を目指して専門学生だった頃にバイト先で夫と出会い、19歳の時に妊娠・結婚をきっかけにそれまで行ったことがなかった愛媛に来ることになりました。子ども5人を育てながら、2004年から本格的に農業に従事しています。
ふだんの仕事内容は?
ハウスのトマトときゅうりの栽培管理とハウス以外の品目の植え付けを同時進行で行っています。農業簿記の記帳も担当。販売先は、JAと産直市愛たい菜、SNSや口コミの個人販売です。また、年に2、3回農業体験の受け入れをしています。
やりがいを感じるのはどんな時?
所属している女性農業者グループ「ぷらいまりぃ」のマルシェ活動で、消費者の方から味の感想など直接聞かせてもらう時に、やりがいを感じます。また、農業体験に来てくれた子達の収穫を喜んでいる姿や体験を通して親子の会話が増えたと話を聞くとうれしく思います。
これからの目標は?
将来子ども達が「農業」をなりたい職業と思ってもらえるよう、農業の魅力を伝えていきたいと思っています。農業体験イベントを行い、フカフカの土や収穫した野菜など農業に触れてもらう機会を増やし、交流を図っていきたいと考えています。
元々、手作りすることが好きで、「ドライ野菜を使ったしおり」や「レジンキーホルダー」を楽しく作っています。
家族が好きっ!自分の子供のイベントや部活の練習、試合の見守りなどできるだけ参加しています。
農業と向き合い、自分のやりたいことがより明確になったり、自信につながったりと自分自身の成長にもつながると実感しています。また、私は県外出身で、当初愛媛に知り合いもいない状態でしたが、さくらひめやぷらいまりぃの仲間ができ、人との関わりも大切だと感じています。
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