経営状況を教えて下さい
息子と共に水田の大規模経営(水稲20ha・野菜1.4ha(さといも66a、たまねぎ60a、直売所向け野菜10a))に取り組む傍ら、農業指導士、西条市農業委員会会長として地域に貢献しています。
就業のきっかけや経緯は?
今、地域の担い手はどんどん減少し、逆に耕作依頼は年々増え、その対処に困っておりました。しかし、2015年に息子が会社勤めを辞め、就農してくれたので、自分の地域は安心して農地を引き受けられるようになりました。
ふだんの仕事内容は?
水稲は、コシヒカリ、クレナイモチ、WCS等や、県ブランド米の「ひめの凜」を栽培しています。野菜部門では、JAえひめ未来の推進品目である「さといも」や「たまねぎ」を中心に栽培し産地化に貢献しています。
やりがいを感じるのはどんな時?
目指していた収量を達成したときや、消費者の方から「美味しい」と言っていただけたときにやりがいを感じます。
これからの目標は?
自分の耕作する20haの農地は100筆以上に分かれています。地域でまとめて中間管理機構に預けて、畔の撤去などの簡易な基盤整備をし、担い手に再配分することにより、米価低迷に打ち勝つ効率的な水田農業を実現していきたいです。
(亮次氏)愛媛は瀬戸内海と宇和海に釣りの好ポイントが多くあり、休日や農閑期に趣味の釣りも楽しんでいます。
サラリーマンよりは頑張りがダイレクトに反映されるのが農業のいいところです。また頑張り次第で収入もサラリーマン以上に確保することが可能です。現在、就農を検討している方は、事前にしっかりとした計画を立てて就農をして下さい。
BACK