生産者の紹介

経営状況を教えて下さい

柑橘栽培と法人経営(果実とジュースの販売事業)の二刀流です。現在の栽培面積は、2ha。温州みかん(極早生、早生、南柑20号)約100a、不知火約20a、その他今津ポンカン、新甘夏、中晩柑類を栽培しています。肥料は100%有機質肥料を使うなどこだわって栽培しています。

就業のきっかけや経緯は?

神奈川県出身、東京で働いていた際に行った「お遍路巡礼」がきっかけで宇和島の素晴らしい景色に魅了され、移住を決意。その後、地域おこし協力隊等の活動を3年経て、地域の地場産品を盛り上げたいとの思いからジュース加工販売事業に取り組んでいたところ、H30年の西日本豪雨にみまわれ、復興に邁進する農家の姿に、「自らも生産者として地域に貢献したい」と考え、就農を決意しました。

ふだんの仕事内容は?

法人経営(エヒメエンゲージファーム株式会社)との二刀流は、新規就農時の収入安定やリスク軽減のために行っています。自家農園の果実の他、自家農園にはない品種を地域農家から仕入れ、果実とジュースの製造・販売事業を行っています。

やりがいを感じるのはどんな時?

美味しい果実をご提供し、イベント等でお客様から直接「美味しい」という言葉を頂く時に、嬉しく思います。「シトラスホスピタリティ」をモットーに、おもてなしの心を込めて、丁寧に栽培、販売をしています。

これからの目標は?

農業、法人事業にも全力で取り組みますが、今後は、自分の時間をコツコツ作ることが目標です。「自分時間」を充実させることで、QOL(クオリティオブライフ)を向上させて行ければと思います。

PRIVATE

玄関前で倒れていた猫を保護したことを機会に愛猫との時間を大切にしています。今や猫アレルギーを克服する程のパートナーで、仕事終わりにお出迎えをしたり寄り添ってくれるので気持ちが和らぎます。

「こだわり」を大切にしています。園地では、毎朝豆から挽くコーヒーと友人が作る美味しいパン、和三盆糖で音楽を聴きながらリラックス。毎日使用するバスアイテムを替え、疲れを取ります。食べ物、生活用品に特にこだわります。

これから就労をめざす人へ

計画をきちんと立てることが重要だと考えています。人生計画、営農計画等それぞれに沿った計画を立てて、実践しています。また、「理想」と「現実」は似て非なるものです。予想外な事態にも柔軟な思考で対応し、一つ一つのご縁を大切に、真剣に農業に取り組むことで、実践の上で結果がついてくると感じます。

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