野菜からつながる人との輪を大切に
四国中央市
農
鈴木 敏也・綾子
さん
経営状況を教えて下さい
さといも60a、さつまいも60a、なす10a、水稲2haを夫婦2人で経営し、学校給食やスーパーの産直市コーナー、ホテル、京阪神の飲食店に出荷するほか、さといもの一部はJAに出荷しています。
就業のきっかけや経緯は?
夫は大阪でサラリーマンをしていましたが、一人で農業を頑張っている父親の姿を見て、「将来跡を継ぐなら早い方がいい。農業で食べていこう」と決意しました。妻も大阪で保育士をしていましたが、子供の食物アレルギーをきっかけに、自分たちで作った野菜や米で子供を育てたいと、夫の実家へのU ターン就農を決めました。
ふだんの仕事内容は?
家族経営協定を締結し、平成26年には夫婦ともに認定農業者となり、夫は経営全般、妻は産直担当と役割分担を決めていますが、お互い協力して作業をしています。また、さつまいもは焼き芋や干し芋に加工してマルシェで販売したりもしています。
やりがいを感じるのはどんな時?
私たちが丹精込めて栽培した野菜や米をお客様に「おいしい」と言ってもらった時は私たちも幸せになります。また、都会の料亭に出荷した里芋が高級なお料理となり、皆様に喜んで食べてもらっていると思うと励みになります。
これからの目標は?
農業の担い手として、既存の農業を「自分達の農業」として経営してしていきたいと思います。「私たちの生産した野菜で楽しい食卓を囲んでもらいたい」という思いを胸に、特産さといもの魅力をPRできるマルシェなどの対面販売の機会をこれからも大切にしていきたいと思います。
家族でFun&Smile!ショッピング、BBQ、マルシェ参加など、見て、話して、食べて、飲んで、笑って・・色々な経験を楽しみながらをモットーに過ごしています。
家族が新たに増え、日課が増えました。毎日、天気に関係なくお散歩!言葉を発さないけど色々と語りかけてくれる、かわいい子です。和みと癒しをプラスしてくれる存在です。
農業は生産から販売までやり方一つでプラスにもマイナスにもなる難しい職業だと思いますが、生活の基本「衣食住」の食を担う魅力ある仕事だと思います。皆さんも自分らしい農業を探してみませんか?
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