久万高原からトップクラスの農家を目指して
久万高原町
農
北岡 裕賢
さん
経営状況を教えて下さい
2015年に地元、久万高原町にUターンで就農し、今年で就農9年目になります。現在は両親と3人でピーマン15a、白ネギ23a、水稲8aを栽培しています。
就業のきっかけや経緯は?
県内の高校を卒業し、北海道の大学で酪農や畜産について学んだあと、東京で食品会社へ就職しました。高校や大学には農家(特に親元就農)を志す友人が多く、頑張っている人を見て、自分も自然と地元で就農しようと考えるようになりました。
ふだんの仕事内容は?
4月からはピーマンや白ネギの管理・植え付け、6月以降はピーマンの収穫・管理作業、10月頃から白ネギは収穫期に入ります。水稲も同時期に管理・収穫しています。1月中旬まで白ネギを収穫した後、冬期はほ場の管理と経営計画など事務処理を行います。
やりがいを感じるのはどんな時?
学生時代からの友人は全国各地で地域のリーダーとして活躍している人も多く、情報交換を行いながら良い刺激になっています。ネットワークをフルに活用して試行錯誤を繰り返し、10回のうちの9回を失敗したとしても、1回うまくいったときはやりがいを感じます。
これからの目標は?
作業の機械化を進め、生産性の向上や経営規模の拡大を目指します。自家育苗にもチャレンジして、よりこだわった栽培を行っていきたいです。以前視察した大規模産地での取組も参考にしながら、単収の向上に向けてひとつづつチャレンジしていきます。
クラシック音楽を聴いて休息しています。旅行に行ったり、山登りやスキーなどで体を動かすことでリフレッシュしたりもしています。
町内の若手農家が集まる協議会の会長も務めています。地域の行事に参画し、会員や地域の方たちとコミュニケーションをとることも楽しみの一つです。
農業はやり方次第で自分の将来を形作ったり、意味を創出したりできる魅力ある職業です。何事にもチャレンジをすること、その気持ちが大切だと思います。やりたいことをたくさん試して、自分の農業を実現してください。
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