100年の伝統を受け継ぐ6代目柑橘農家
四国中央市
農
寺尾 奏周
さん
経営状況を教えて下さい
中晩柑(甘平100a、不知火50a、ブラッドオレンジ30a、ポンカン30a)を主体に両親の経営する温州みかんと組み合わせ、家族経営で農業を行っています。 H25年10月に家族経営協定を結び、家族全員で協力しながら楽しく経営を進めています。
就業のきっかけや経緯は?
実家が代々続く柑橘農家だったこともあり、小さいころから、農作業を手伝っていました。大学は農学部に進み、柑橘について勉強していくうちに自然と農業をやりたいという気持ちが芽生え、卒業後直ちに就農しました。
ふだんの仕事内容は?
柑橘生産だけでなく、加工品の販売やマルシェにも出店し、PR活動を積極的に行っています。また、商談会などへの参加を通じた営業活動にも力を入れています。
やりがいを感じるのはどんな時?
柑橘は1年を通しての管理が必要なので、収穫物の出来映えを見たときは、頑張ってよかったと思います。お客様から「おいしかったのでまた購入したい。」、「お店の料理の中で使われていたから購入した。」等の次につながる話を聞くと嬉しい気持ちになります。
これからの目標は?
お客様にいつでも訪ねていただけるような園地作りを目標にしています。安心安全でおいしい柑橘を作るため、減農薬栽培にも力を入れており、スピードスプレーヤ等を導入することで作業の効率化を計りつつ、昔ながらの園地も大切に管理したいと考えています。
休みの日は子供と一緒に過ごすことが多く、農作業を一緒にしたり、旅行に行ったりしています。
販路開拓や情報収集のため、県内外の飲食店をよく訪ねています。新たな人脈を増やすことで、多様な考えに触れるため、自身の勉強にもつながっています。
農業は大変なこともありますが、自分の工夫次第で楽しいことを見い出せるやりがいのある仕事だと思っています。 愛媛県での就農を心からお待ちしています。いつでも連絡をください。一緒に愛媛の農業を盛り上げましょう!
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