農業を子供の夢に!チーム力で農業挑む!
宇和島市
農
阿藤 亮
さん
経営状況を教えて下さい
平成25年にUターン就農し、野菜を主体とした経営を行っています。キャベツやシュンギク、サトイモなど多彩な野菜の生産に取り組んでいます。
就業のきっかけや経緯は?
実家は農家でしたが、卒業後は自衛隊に入隊し、海外で訓練に従事するなど、農業とは無縁の生活を送っていました。そんな時、ふと地元である三間町を思い返しました。地域の主要産業である農業だったら地元でやっていけるのではないかという軽い気持ちのもと、平成25年に就農しました。
ふだんの仕事内容は?
収穫体験を通して、野菜がどのように育ち、食卓に届くのか、「農業の魅力」を感じてもらいたいと考えています。 子供たちには、この活動をきっかけに三間町の農業に興味を持ってもらい、「一人でも多く三間町に後継者として就農してもらえれば!」という夢を抱いています。 最近では、私の願いが叶ったのか、長男と次男が「将来は農家を継ぎたい!」と言ってくれるようになり、秘かに喜んでいるところです。
やりがいを感じるのはどんな時?
就農を機に幼馴染の若手農家3人と「ミマメンファーマーズ」を結成しました。農業の悩みを気軽に相談し合えたり、共同選果場を造ったりとチームで農業に取り組むことの強みを日々感じています。また、三間町の農業を地域の仲間と盛り上げていることに農業者としてやりがいを感じます。
これからの目標は?
高齢生産者のために、ミマメンが集荷・選果作業を一括してサポートする仕組み作りに取り組んでいます。三間町では高齢化が進み、自分の力だけでは出荷作業が難しい生産者が増加しているので、現在は10戸ほどと小規模ですが、将来は三間町全域をカバーできるくらいの大規模な出荷システムの確立を目指しています。
基本的に家族と一緒に過ごす時間にしています。家族でショッピングやレジャーに行くことが多いです。 息子たちに「農業」についての理解を深めてほしいため、あえて休日に家族総出で農作業をすることもあります。
今でこそ大きな目標を抱きながら農業と向き合っていますが、就農当初は不安でいっぱいでした。これは、農業者なら誰しもが経験する通過点だと思います。自分の場合、不安を払拭してくれたのは、支えてくれる家族と仲間たちの存在です。今度は若手農業者である自分が地域農業を支え、農業を誇れる職業にしたいです!農家は独りじゃない!!
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