生産者の紹介

~未来の農業ファンを育て、地域農業を盛り上げたい!~

経営状況を教えて下さい

平成25年にUターンし、夏場はつるむらさき30a、きゅうり12aを栽培し、冬場は春菊20a、ワサビ菜15aを栽培しています。「ミマメンファーマーズ」を立ち上げ、共同で選果・集荷・出荷するなど協力した作業体系をとっています。

就業のきっかけや経緯は?

数年は県外で農業生産法人に勤めていましたが、地元の高齢化や担い手不足を感じ、地元の農業を守りたいと考え、就農を決意しました。元々実家が農業をしていましたが、安定的な出荷が可能な品目(軽量なもの、連作障害が出にくいもの等)と考え、現在の品目を栽培しています。

ふだんの仕事内容は?

「ミマメンファーマーズ」は、就農時に幼馴染の若手農家4人で立ち上げたグループです。三間町で増えつつある、高齢で出荷困難な生産者の代わりに生産物を集荷・販売することで、地域に貢献するとともに、三間の農業を細く長く未来に繋げていきたいと考えています。

やりがいを感じるのはどんな時?

県内の小学生を対象に、「食育ライブ」を行っています。実際に栽培している農家と学校教室をリモートで繋いで農産物の魅力を伝えることで、児童から児童の家族、そして児童が将来大人になったときに地元三間の農業、農産物に興味を持ってくれることを目指しています。

これからの目標は?

地域の道の駅を拠点とした、都市への流通システムを構築することで、道の駅への野菜の出荷量増加、それに伴って道の駅や地域にに訪れる消費者の増加を図り、地域農業の活性化を目指したいです。

PRIVATE

プライベートでは、子供食堂の活動にも力を入れています。耕作放棄地を開拓して地域の子供たちと野菜を育て、採れた農産物は子供食堂で食べてもらっています。また、この取組は災害時の迅速な炊き出しにも応用できると考えており、活動の輪を広げていきたいです。 休日には、自宅でゆっくり過ごして息抜きもしています。

これから就労をめざす人へ

これからの農業は、「大規模化」、「仲間を作ること」、「販売方法の多様化」がポイントとなると思います。自然災害等、予期せぬことがあっても経営が安定するよう、リスク軽減を考えた農業経営が求められます。一緒に農業を盛り上げましょう!

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