愛媛を代表する作目

真珠(養殖)

真珠(養殖)

日本で真珠といえば、アコヤガイからつくられるアコヤ真珠を指します。真珠は、ネックレスや指輪といった装飾品だけでなく、薬や化粧品などにも広く利用されています。 愛媛県の真珠養殖は、明治40年に南宇和郡愛南町において開始されましたが、本格的に行われるようになったのは、三重県等先進県からの真珠養殖業者の進出や、真珠母貝養殖から真珠養殖への転換が進んだ昭和30年代以降です。 愛媛県の真珠生産量は、昭和40年代の真珠不況により減少した後、緩やかに回復していましたが、平成8年以降、赤変化を伴うアコヤガイの大量へい死により急激に落ち込み、平成11年にはピーク時の5分の1になりました。現在は、病気に強い貝づくり等により大量へい死はみられなくなり、平成26年の生産量は、全国1位となっています。

品種の特徴

全国トップの生産量!

真珠養殖は、一般的に、11月に真珠母貝養殖業者から母貝を購入して「仕立て」、翌4~6月に「挿核」します。波の静かな海で「養生」後、養成漁場に「沖出し」し、挿核から半年後ないし1年半後に「浜揚げ」します。
また、入札会で最高級の評価を受けた奥深い輝きを放つものを「HIME
PEARL
PREMIUM」と呼ばれています。

BACK