生産者の紹介

人生を全力で楽しむ(最高のみかんを探求し、最高の自分時間のために)

経営状況を教えて下さい

八幡浜市川上地区で、夫婦と両親と共に、温州みかん(早生、南柑、普通)250aを栽培しています。温州専作のため、忙しい収穫期は臨時に4人を雇用しています。

就業のきっかけや経緯は?

学生時代から就農してみかんを作ることが夢でした。西宇和農協に入組後もみかんづくりの思いを持ち続け、瀬戸地区で営農指導員として柑橘の栽培指導に関わっていたところ、川上地区の農家から第三者継承の話がありました。1年間、収穫の手伝いや地域の行事に参加する中で、農業をやっていく自信がつき、また、川上地区が好きになり就農しました。

ふだんの仕事内容は?

八幡浜みかんの御三家と言われる「川上みかん」の高品質維持のため、情熱を持ってみかんづくりを楽しんでいます。特に、南柑20号の浮皮対策や老木の改植を重点的に行っています。また、共同作業としてスプリンクラーの点検、修理も実施しています。

やりがいを感じるのはどんな時?

天候など、どうしようもないことはありますが、自分の創意工夫、頑張りによって収入を増やせることや、頑張りによって得られた収入や時間を自分への御褒美として趣味に活かせること。また、自分の作ったみかんを我が子や食育活動で子供たちがおいしそうにたべる様子を見ると励みになる。

これからの目標は?

現在の面積を維持しながら改植を計画的に進め、さらに高品質なみかんづくりを目指していきます。また、ドローンなどのスマート農業も積極的に取り入れ、省力化を図りながら空いた時間を趣味や家族との時間に費やしたい。

PRIVATE

5年くらい前からゴルフを始め、収穫期を除いては月一回のペースでコースを回っています。一般の人が働いている平日のゴルフはたまりません。

愛車のSRで若手農家とツーリング。単気筒エンジンの音は魅力的で、振動は癖になるほど”気持ちいい”です。

これから就労をめざす人へ

農業はサラリーマンと違って自由に時間をコントロールできるため、家族との時間を大切にできます。しかし、自分だけではできないことも多く、農家とのつながり、人づきあいが大事です。私自身も川上地区の多くの若い仲間とソフトボールや祭りを楽しんでいます。移住して農業を目指す人は、移住先の地域や人を好きになって下さい。

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