生産者の紹介

経営状況を教えて下さい

株式会社H・S・Fの取締役。現在、現場での作業は役員の2名と社員の2名の計4名で砥部町森林組合や砥部町から発注の事業をメインに素材生産や造林を行っている。ハーベスターなどの高性能林業機械の導入や山林の購入にも積極的に取り組んでいる。

就業のきっかけや経緯は?

まわりは山ばかりの旧広田村で生まれ育ち、祖父が林業をしていたこともありチェーンソーや林業機械は身近にありました。祖父の勧めで、平成19年に株式会社H・S・Fを設立。未経験で林業をスタートしました。ベテランの技術者や砥部町森林組合に助けて頂きながら、技術を習得していきました。

ふだんの仕事内容は?

間伐や主伐といった素材生産が主な事業です。現場の調査からはじまり木材市場への出荷まで一貫して請負っていますが、その中でも現場の調査や作業計画、作業道の開設や修繕を担当しています。

やりがいを感じるのはどんな時?

日の入らない手つかずの山に作業道を入れ間伐が終わり、明るく日の入る山になったとき。特に広い現場や難しい現場をやり終えたときはより達成感を得られます。施業後は10年後20年後、どのように成長しているのかも楽しみです。

これからの目標は?

今後もたくさんの経験を積みながら技術を身に着け、経験を生かした森林整備をしていきたいです。そして、スギやヒノキを安定的に流通させながら、森林を守っていきたいです。 所有している山林では複層林施業に挑戦したいと考えています。経営者としては、社員が充実した生活をおくることができ、やりがいを感じ稼げる会社にしたいです。

PRIVATE

毎週日曜日は休日をとりリフレッシュしています。ここ数年は子供も産まれ家族で過ごすことが多くなりましたが、たまには趣味のマウンテンバイクを楽しんだりしています。マウンテンバイクは山の中で楽しむスポーツなので、休日も山の中にいたりします。

これから就労をめざす人へ

私も最初は辞めたい、なぜ林業を始めてしまったのだろう?と思うこともありました。しかし、やればやるほど新しい目標ができ今となっては楽しく働いています。”本当にいい仕事が出来ているのか?”結果がわかるのは、何十年も先になる林業は本当に奥が深いと思います。

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