地域の産業を守りたい
西条市
農
佐伯彰則、佐伯勇輔
さん
経営状況を教えて下さい
平成24年に法人化をし、主にぶどう、柿、バラを栽培(ぶどう200a、柿145a、バラ110a、ユーカリ及び花木30a、青パパイヤ20a)。ぶどうは観光農園もしています。役員3名、正社員9名、パート9名で働いています。
就業のきっかけや経緯は?
彰則さんは、2人目の子供が産まれた時、子供といる時間がサラリーマンより取れそうだと思って農業を始めました。 勇輔さんは、お父さんがバラをしていて面白そうだと思っていたところ、バラハウスのリース事業があって始めました。
ふだんの仕事内容は?
彰則さんは、春先から摘蕾、摘果、6月から7月にはぶどうの摘粒をしています。ぶどうの観光農園は8月から9月下旬まで開園しています。他に人員の調整をしています。 勇輔さんは、毎日、バラを収穫、選花、出荷しています。
やりがいを感じるのはどんな時?
農業はゴールがなく、100点が取れないところが魅力。農業はなかなかうまくいかない時があり、うまくいかない原因は様々あります。そのうまくいかない要因の究明と解決することをばねにして次の年を頑張っています。
これからの目標は?
従業員の休みや給与を増やしたりして、農業でもちゃんと食べていける事を示したい。効率を上げて、農業のきつい、不安定なイメージを変えたい。みんなが自分でやりたくて、楽しくしていけるような会社にしたい。
彰則さんは、クワガタ採集や子供の部活の試合の応援に参加しているときが楽しいそうです。 勇輔さんは、ハウスの解体が楽しいそうです。
彰則さんは、クワガタのすみかを増やすために、クヌギの木を50本植えました。
1回失敗するときついので、兼業や小さい面積から始めてみて下さい。農業は自分の力だけでやっていく、言い訳できない所が良い所。正しくイメージして、長く続けられる人に集まってもらいたいです。
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