地元で新たなブランド野菜・産地化への挑戦
西予市
農
吉井 智昭
さん
経営状況を教えて下さい
酪農(乳牛40頭)を中心とし、4年前から大野ヶ原地域の新たなブランド野菜の産地化を目指してにんにく(30a)を栽培しています。 労働力は私のみで、農繁期には父と祖母にも手伝ってもらい、家族労働力で完結できる経営を行っています。
就業のきっかけや経緯は?
実家が酪農経営をしていた背景もあり、地元高校の畜産課に進学後、北海道で2年間の酪農研修を行いました。 こうした経験と幼い頃から、酪農そして農業に携わってきた経緯もあり自然と自分も就農しようと考えました。
ふだんの仕事内容は?
基本的な1日の流れは、朝晩の搾乳を軸に合間をみながらエサやりや牛床の清掃等の管理作業を行います。 また、日中はにんにくのほ場の管理、牧草の刈り取り等を中心に行っています。
やりがいを感じるのはどんな時?
農業は天候に左右される部分も大きいので、私は事前に先々の予定表を書き出しています。先の計画まで見通したうえで優先順位を決定し、作業が滞らないよう柔軟に対応するようにしており、それが上手くいったときやりがいを感じます。
これからの目標は?
にんにく栽培において、1番に考えているのが作業の省力化です。省力化を図ることは、高齢化が進む組合員の負担軽減になるとともに、1つ1つの作業性も高まるので、にんにくの収穫量・品質向上につながります。機械は整備したので、省力化と収量安定に向けた利用体系の確立が今後の目標です。
年末年始には必ず家族全員でショッピングモールへ買い物に行くことが楽しみの一つです。リフレッシュでき、1年間仕事を頑張るモチベ―ションになっています。また、趣味であるランニングも気分転換の一つです。大野
企業だと失敗したら怒られることも多いと思います。しかし、農業は自分が社長の立場ですので、自由にできる部分が多いです。それだけに全責任がかかる分のプレッシャーもあります。そんな中、良いものが出来たとき消費者から「美味しい」と声をかけてもらえるとやりがいを感じます。農業を始めるのに年齢は関係ありません。一緒に農業を盛り上げましょう!
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