乳牛を愛し、地元を愛す!地域に根ざした酪農を
松山市
農
中谷 裕輔
さん
経営状況を教えて下さい
松山市久谷町の静かな山あいで酪農を経営しています。現在就農13年目で、令和3年1月に父から経営を継承しました。経産牛31頭、育成牛8頭を飼養しており、後継牛の自家育成や牧草の自家生産などに取り組んでいます。
就業のきっかけや経緯は?
幼い頃から、乳牛を世話する父の姿を見てきました。就職活動で色々な職業体験研修を受けるうち「酪農を継ぎたい」気持ちが強くなったこと、また、過疎化が進む地元に帰り集落を盛り上げたい思いから、大学卒業後、家業に就農しました。
ふだんの仕事内容は?
朝晩の搾乳に始まり、給餌、除ふん、人工授精などの飼養管理に加え、子牛の出産補助や牧草の生産、稲わら収集の作業があります。牛の個体管理を大切にしており、搾乳量に合わせた飼料の調整に気をつけています。
やりがいを感じるのはどんな時?
乳量や繁殖面の成績が向上したときはもちろんですが、経営者として、経営管理を行う中でこれまで気づかなかった改善点に気づくことがあり、日々の飼養管理に生かしています。経営全体を意識して仕事に取組み、収益向上につながった時にやりがいを感じています。
これからの目標は?
飼料高騰など厳しい情勢ですが、牛舎をフル活用して増頭に取り組みたいと考えています。飼養管理のクオリティは維持しながら牛の持つ能力を最大限引き出して、経営をより安定させたいと考えています。
毎日の作業の合間に自由時間を確保しています。ドライブ、ゲーム、楽器のベース練習などリフレッシュしています。 地域の消防団に入り活動に参加しています。高齢化が進む地域を少しでも支えたいと思っています。
酪農は365日休みはありませんが、作業のやりくりで自由時間を作ることができますし、作業のコツをつかめばキツイと感じることはありません。牛乳を毎日消費者に届けられる、、、こんな魅力ある仕事を一緒にやってみませんか。
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