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公開日

2022/02/16

原木しいたけによる林福連携の取り組みについて

 皆さん、林福連携という言葉を知っていますか?

 林福連携とは、「林」業分野と「福」祉分野が連携することで林業の担い手確保や障がい者の工賃(賃金)の向上など、両分野の課題を解決していくとともに、障がい者就労施設(以下、就労施設)利用者が自信や生きがいを持てる社会の実現を目指す取組みで、全国的な広がりを見せています。

 愛媛県でも、この取組みが始まっており、本年度から「原木しいたけ林福連携推進事業」と題し、原木しいたけ生産を通した林福連携の推進に取り組んでいます。



 写真は、事業の一環として行った林福連携原木しいたけ生産セミナーの実施状況です。

 このセミナーでは、就労施設の方を対象に、実際に原木しいたけ生産を行っている就労施設のスタッフを講師として招き、原木しいたけの生産方法等のお話をしていただきました。


 セミナーに参加された就労施設の方は、講師に質問するなど、熱心に講義を聞いておられました。


 参加された方から様々な意見をいただいたことで、林福連携による原木しいたけ生産を行うための問題点を確認することができました。


 セミナー終了後には参加されたいくつかの施設から、本格的に原木しいたけ生産に取り組みたいと言う声も聞かれました。


 今回、原木しいたけを通した林福連携に取り組んでおりますが、木工製品の作成や苗木の生産などに興味を持つ就労施設があることから、林業全体に林福連携を広めていきたいと考えております。

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