林業に就職したい

林業に就業するとは?

林業は、木材という大きく重量のあるものを取り扱う必要があるため、近年では森林所有者にかわって、林業事業体という森林組合や会社等の組織が木材の伐出等の森林施業を行う「所有と経営の分離」が進んでいます。
また、一定面積の森林を集約化したうえで、森林所有者に対し、予め所有山林で指定の施業を行えばどのくらいの収入になるかという見積書を提示し、承諾を取った上で施業する「提案型集約化施業」を行い、機械化を図り生産性を向上させる仕組みづくりを行っています。現在の林業の担い手は、こうした林業事業体において素材生産を行う技術者がメインとなっています。

林業が自分に合っているか試すには?

就業前に林業を体験し、ある程度の技術力をつけることができます。
愛媛県林業労働力確保支援センター(公財)えひめ農林漁業振興機構では、林業への就業を希望する者(概ね45歳以下)に対して林業就業支援講習(20日コース)を毎年開催しており、林業の基礎的な技術を身につけることができます。募集は毎年、4月頃に開始いたしますので、愛媛県林業労働力確保支援センターにお問い合わせください。

林業事業体を探すには?

愛媛県林業労働力確保支援センター(公財)えひめ農林漁業振興機構は、「林業労働力の確保の促進に関する法律」に基づき愛媛県知事に指定されており、林業の職業紹介事業を無料で行っています。林業の経験の有無、技術のあるなしに関わらず、お気軽にご相談ください。